不動産売却|解体工事での注意点|アスベスト調査が義務化され、調査費用は7万円程度かかります。
アスベストとは「石綿(せきめん、いしわた)」と呼ばれる天然の鉱石のことです。
アスベストは熱に強く安価なため、建築物には主に建材製品として、建物の火災防止を目的に1955年頃から2005年まで使用されてきました。
しかし、健康被害が多く報告され、平成18年(2006年)9月には0.1重量%を超えるアスベスト含有製品の製造、使用が禁止されるようになったのです。
令和2年(2020年)6月5日に「大気汚染防止法の一部を改正する法律」公布されたことに伴い、解体工事の前にアスベスト調査を行うことが義務化されました。
さらに解体工事の着手前には都道府県へ、アスベスト調査結果の報告が義務付けられています。
また、令和5年(2023年)からは建築物の事前調査を行う者の資格要件が規定され、有資格者による調査が義務化されます。
より対策が強化され、作業基準遵守が徹底されています。
これらの法律の施行により、工事規模の大小に関わらず、設計図書や目視によるアスベスト調査が義務化されていますので注意が必要です。
では、肝心のアスベスト調査費用ですが、どの程度かかるのでしょうか。
当社でアスベスト調査の費用を調査したところ、1つの検体を採取して検査すると、7万円程度(税別)が相場なようです。
さまざまな検査機関がありますで、ホームページ等でしっかりと確認をお願いいたします。
解体も解体工事費用の他に、調査費用もかかってきますので、建物を解体して更地で売却するか、それとも中古住宅として販売するか、難しい判断が必要になる時代になってきています。
更地にして売却するかでどうか?こんなことでお悩みでしたら、当社までご相談ください。
株式会社トライネット不動産
住所:長野県飯田市本町4-1283-1
電話番号:0265-22-3777
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